化粧品で白斑になっちゃうって本当??
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皮膚の一部が白くなってしまう白斑とは?その原因って?
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白斑治療で有名な美容クリニック徹底比較
  1. 化粧品が原因で起こってしまう白斑とは?

カネボウ美白化粧品の白斑事件を覚えていますか?

カネボウ美白化粧品の白斑事件を覚えていますか?

出典:白斑被害救済東京弁護団

2013年7月4日、カネボウが白斑を引き起こした美白化粧品の回収を発表しました。自主回収対象としたのは、系列会社の商品を含め全54品。この美白化粧品を使用した人の一部に白斑が生じて、16万件以上の相談があり、約20,000人に被害が出たと言われています。

この美白化粧品がなぜ白斑を引き起こしてしまったかというと、それはカネボウ化粧品独自の研究で開発された「ロドデノール」という成分が原因でした。ロドデノールはメラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐという美白成分として化粧品に配合されたもので、厚生労働省から医薬部外品として認可が下りていました。

ロドデノールは「ラズベリーケトン」というラズベリーに含まれる成分に水素結合させたものですが、ラズベリーケトンも過去に白斑被害を引き起こしています。にも関わらず、いずれも厚生労働省から認可が下りていることを考えると、医薬部外品と明記されていれば安全ということではないということですね。

なんで化粧品で白斑になってしまったの?

なんで化粧品で白斑になってしまったの?

メラニンという色素は、チロシナーゼとチロシンという成分が結合することで生成されます。しかしロドデノールという成分がそこに加わると、ロドデノールがチロシンの代わりにチロシナーゼと結合します。そのためチロシナーゼはチロシンと結合できなくなり、メラニンが生成されなくなるのです。つまり紫外線を浴びてもメラニンが生成されないためシミやそばかすを予防することができ、その結果美白につながる、というのがロドデノール配合の美白化粧品のメカニズムでした。

たしかにこのメカニズムがうまく機能すれば、美白化粧品を使った部分全体に美白効果が生まれそうです。それがなぜ白斑につながってしまったのでしょうか。

その答えは、ロドデノールがチロシナーゼと結合することで生まれるロドデノール代謝産物にありました。ロドデノール代謝産物には、メラノサイトの働きを消失させてしまう毒性があったのではないかと考えられています。また、この問題はロドデノール代謝産物の発生量とメラノサイトの解毒能力のバランスにも関連があると言われており、現在も研究が進んでいるそうです。

このように、開発した会社や認可を下した国の組織ですら予測できなかったことが起こり、使用した人に被害を与えてしまうことはこれまでにもたくさんありました。多くの人にとって安全だから自分も安全だということでもありません。このカネボウの美白化粧品についても白斑を発症した人は全体の2%程度で、割合で考えると問題がなかった人のほうが圧倒的に多いのです。

それでも個人差や他の化粧品との組み合わせによって、問題が起こるのは自分かもしれません。医薬部外品だから、大手ブランドの化粧品だから、ということで安心せず、違和感を感じたらすぐに使用を中止して皮膚科の医師に相談してみるのが賢明です。